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奥の細道

月日は百代の過客にて。

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September 27,2008

● GS、モルガンの「銀行持ち株会社」転換 投資銀行全滅を招いた戦犯は誰か?【町田徹コラム】

2008年9月26日(金)09:15

米投資銀行のゴールドマン・サックス(業界第1位)とモルガン・スタンレー(同2位)の2社は21日、そろって連邦準備制度理事会(FRB)の承認を得て、「銀行持ち株会社」(傘下に商業銀行を保有する持ち株会社)に転換する方針を打ち出した。

 これにより、大企業や富豪しか相手にせず、超エスタブリッシュメントとでも呼ぶべき存在だった投資銀行業は、資本主義国の米国から消滅することになる。

 そんな経済・産業史に残る“事件”を引き起こした真犯人は、いったい誰だったのだろうか。

 投資銀行と言えば、中小の胡散臭いブローカレッジハウス(株式などの流通市場での売買仲介専業の証券会社)とは、一線を画す存在だ。業務や商品では、ブローカレッジだけでなく、M&A(企業の合併・買収)や債権を小口化・流動化する「証券化」、デリバティブ(金融派生商品)といったハイテクものを幅広く手掛けて、決算のたびに巨額の富を稼ぎ出してきた。社員は、ハーバードやウォートン、MITといった超一流のビジネススクールやロースクールの卒業生ばかり。特に「世界の工場」と称された自動車などの製造業が相次いで拠点を海外に移したり、凋落したりして米国で存在感を失ったあと、「バンカー」と呼ばれた投資銀行だけが資本主義国の象徴として米国民が世界に誇れる唯一の産業だったのだ。

 こう考えると、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの決定は、メリル・リンチ(同3位)、ベアー・スターンズ(同5位)の身売りやリーマン・ブラザーズ(同4位)の破綻よりもずっと大きなニュースかもしれない。両社の転業は、映画にもなった金融の街・ウォール街を根城に、20世紀初頭から栄華を極めてきた投資銀行の歴史にピリオドを打つことになるからである。

 米国では、今年に入ってすでに12の地銀が破綻した。中には、インディマックのように預金を引き出そうという人々の長蛇の列ができ、取り付け騒ぎと報じられたケースもあった。その一方で、全米最大の保険会社AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)もFRBの緊急支援を受けた。まさに「金融恐慌」の嵐が吹き荒れている。

 日米のメディアは、この金融恐慌を、ゴールドマンやモルガンに銀行持ち株会社への転換を迫った主犯(金融恐慌主犯説)と報じている。銀行持ち株会社にはFRBから直接資金を取り入れられる利点があるからだ。だが、投資銀行が消滅に追い込まれた背景には、もっと根の深い政治的な理由があり、真犯人も別に存在すると言わざるを得ない。
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ニュース海外

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September 27,2008

● ゴールドマンにとって良いことは米経済にとっても… フィナンシャル・タイムズ

ファイナンシャルタイムズでも読み始めようかなぁ。

2008年9月26日(金)18:00

(フィナンシャル・タイムズ 2008年9月24日初出 翻訳gooニュース) ジョン・ギャッパー

米経済を動かしているのはゴールドマン・サックスだと、よくそう言われていた。まさにその通りだったことが、今やよく分かった。

米財務長官で、ゴールドマン・サックスの前会長兼CEOでもある、ハンク・ポールソン氏は9月23日朝、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金を使って金融機関が抱える住宅ローン関連の不良資産を買い取るという計画を、連邦議会に報告した。具体的な方法はまだ未定だが、ポールソン長官はできるだけ素早く、できる限り滞りなく、不良資産を買い取りたいとしている。

そしてゴールドマンは同日夕、伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏が優先株50億ドル(約5300億円)分を引き受けることになったと発表。さらに50億ドル分はゴールドマンが公募増資で普通株を発行すると明らかにした。同じ投資銀行でも業績悪化に見舞われたり、海外で資金調達を余儀なくされているライバル銀行にしてみれば、頂点にいるのは誰なのか、まざまざと見せ付けられた展開だった。

今回の経済危機には投資銀行がひとかたならぬ役割を演じたというにも関わらず、危機にあたってのポールソン氏の手腕も、ゴールドマンの鮮やか資金調達術も、いかにも典型的だ。ゴールドマンのパートナー(共同経営陣)というのは、並みのウォール街関係者よりも頭がいいだけでなく、あちこちで「公職」に就いているものだ。財務省のトップだったり、中央銀行の首脳だったり。

まず自分自身が金融関係者として金をもうけてから、次に公職についてパワーブローカーになる。ゴールドマン幹部たちは、この二段構えを常に得意としてきた。ウォール・ストリートがきっかけとなった今回のような危機でも、メイン・ストリート(ビジネス界)出身のポール・オニールやジョン・スノウといった前任者に比べると、ゴールドマン出身のポールソン氏が財務省トップだという安心感は確かにある。ポールソン氏の禿頭や立ち居振る舞いはどうも恐ろしげだが、彼はド素人とは程遠いからだ。

けれどもゴールドマンの公の顔と、民間企業としての顔は、潜在的に対立する性質のもので、今回のウォール街の大暴落はその矛盾をむきだしにしている。ポールソン氏は、財務長官としての今の自分はただひたすら「アメリカの納税者」のことだけを気にかけていると強調する。しかしこのほどの財務省と連邦準備理事会(FRB)の介入で、最も得をした中にゴールドマンがいる。私自身は、ポールソン氏は国のためを第一に考えて努力する節度と信条の人物だと思っている。読者の皆さんもそうかもしれない。それでも尚、ゴールドマンが得をしているというこの事実は、やはり気になるのだ。

ゴールドマン出身で財務長官になったロバート・ルービンや、やはりゴールドマン出身でホワイトハウスの国家経済会議議長になったスティーブン・フィールドマンよりも、今のポールソン長官は難しい立場に立たされている。あるいは、ゴールドマン会長からニュージャージー州知事になったジョン・コージンよりも。あるいは元ゴールドマンのパートナーで今やイタリア銀行総裁のマリオ・ドラーギよりも。

信用危機でゴールドマンがもう少し打撃を受けていたなら、ポールソン氏の立場は少しは楽だったかもしれない。しかしゴールドマンはモルガン・スタンレーと共に、最後の巨大投資銀行として生き残りを果たしている。証券取引委員会(SEC)は空売り禁止によって両社をはじめとする金融機関を保護。そしてFRBはゴールドマンとモルガン・スタンレーの銀行持ち株会社移行を認め、両社が本格的な銀行に転身するのを許可したのだ。

目下のところウォール街の評判は散々だが、その当のウォール街でさえゴールドマンを苦々しく思っている。FRBが破綻するに任せたリーマン・ブラザーズの元社員たちは、ポールソン氏とFRBのベン・バーナンキ議長が7000億ドルの安定化策を先週まで出さずにとっておいたことに、不満たらたらだ。ゴールドマンとモルガン・スタンレーが危なそうだという段階になって初めて両氏は、決め手を繰り出してきたのだ。

おまけに、ポールソン氏の7000億ドル基金が連邦議会を通過すれば、ゴールドマンはさらにひともうけするはずで、それが事態をさらにややこしくしている。リーマンやベア・スターンズと違ってゴールドマンは、サブプライム・ローンと不動産に対するリスク(エクスポージャー)を積極的にとことん切り下げていった結果、抱える非流動資産はわずか280億ドル。1兆ドル規模のバランスシートの上で、サブプライム関連の非流動資産はたったの17億ドルに過ぎない。

この17億ドル分の不良資産を昔のボスに買いとってもらって利益を上げたりしたら、それはゴールドマンあんまりじゃないかということになるだろう。しかしそこまであからさまでなくても、手はいろいろある。ポールソン氏の7000億ドル基金が似たような資産を買い取れば、それですなわちゴールドマンの手持ち資産も価値があがるわけだ。加えてゴールドマンはすでにバフェット氏の太っ腹を頼りに、不良資産をもっと買い取ろうか検討しているのだ。

もちろん、ウォール街の危機をほかの銀行よりも上手に乗り切ってきたからといって、ゴールドマンを責めるわけにはいかない。米ローン市場のレバレッジの高いたった1ジャンルに、過剰につぎ込んで自社をリスクにさらすというような無謀な真似を、ゴールドマンはしなかったのだ。信用の混乱に対してヘッジして自社を守り、市場が好転しますようにとただ待つのではなく、損失を素早く切り捨て削減した。

それでもやはりゴールドマンは当局から手助けをしてもらったし、今またさらに助けてもらおうとしている。それに対してリーマンは(正しい判断だったと私も思うが)破綻するままとなったし、ベアスターンズの株主利益はほぼ掻き消された。この2社に続いてゴールドマンも破綻し、パートナーたちの資産がパアになるような、そんな事態を財務省とFRBは許しただろうか。私にはそうは思えない。

1869年にささやかな手形商として創業したゴールドマン・サックスは、政治と金融のエスタブリッシュメント中枢を目指して食い込んでいった。ゴールドマン・サックスにとって良いことは米国経済にとっても良いことだと、政治家や規制当局を見事に説得しおおせたことによって、ゴールドマンは現代のゼネラル・モーターズとなったのだ。

ゴールドマンの重役たちが次々に公職に転身していくのは、ゴールドマンにとって決して悪いことではない。もちろん皆、善意を胸にワシントン入りするのだろうが、ゴールドマン的な世界観をもワシントンに持ち込むことになる。ベアスターンズは破綻させるには、様々な市場との関係が深すぎたという。しかしゴールドマンはそれよりもさらに深く、ウォール街とワシントンに密着しているのだ。

政治と金融機関がこうして絡み合うのは、ほとんどの場合は決して悪いことではない。ゴールドマンのパートナーたちは得てして賢く、勤勉な人たちだ。私自身もゴールドマンと同様、自由市場とグローバリゼーションは良いものだと思うし、裕福な組織や個人というのは社会奉仕や政府改革のためにその影響力と財力を駆使すべきだと考えている。

けれども現時点において、ウォール街は資金流動性と信頼性の危機に直面している。ゴールドマン出身の財務長官という伝統を継承してきたポールソン氏は、来年1月に退任する予定だ。次の大統領は後任を、ゴールドマン以外から選ぶべきだ。

ニュース海外

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September 27,2008

● 思い上がりと破滅の悲劇 リーマン破綻――フィナンシャル・タイムズ

2008年9月16日(火)07:00
(フィナンシャル・タイムズ 2008年9月14日初出 翻訳gooニュース) ジョン・ギャッパー

リーマン・ブラザーズが前回、1984年にいったん破綻したときの顛末を、ケン・オーレッタが著書「ウォール街の欲望と栄光—リーマン・ブラザーズの崩壊」で書いている。この中で同銀のリチャード・ファルド氏は激しく、誇り高く内向的な、債券取引のトップとして登場する。内部抗争のせいで同社が身動きとれなくなっても、ファルド氏は売却の必要性を受け入れなかった。

1984年の当時、リーマンは結局アメリカン・エキスプレスに売却され、ファルド氏はその後、リーマンのCEOとなる。ファルド氏のもとでリーマンは1994年に分離独立し、以来、リーマンがゴールドマン・サックスなどのウォール街企業をしのぐことは決してないという懐疑的な業界予測をよそに、邁進を続けた。

リーマンが変身したのは、変身しなくてはならないとファルド氏が主張したからだ。ファルド氏は、チームワークの必要性を絶え間なく強調し、内部対立を排除していった。主力の債券取引のほか、資産管理やエクイティー部門を強化し、業務の幅を拡大した。

しかし実のところ、ファルド氏自身は全く変わっていなかった。それまでと全く同じ、暗く内向的で頑固で、リーマンに忠実。自分の会社を売るなどとんでもないと、売りたくないと頑なだった。そしてリーマンはここ半年、必死になって会社を建て直そうとしていたのだが、最後には結局、ファルド氏のプライドと頑固さが銀行再建の妨げとなってしまった。

ウォール街4位の銀行にまでリーマンを成長させたファルド氏は、受け入れがたきを受け入れられなかった。緊急に必要な資金を作るには、相当数の自社株を安価で売るか、資金運用部門を売却するしかなかった。しかしファルド氏はこのどちらにも、なかなか踏み切らなかったため、結局は間に合わなかった。

「ディック(リチャード)は売却に対して、病的な抵抗感があったのだと思う」 ある銀行マンはこう言う。リーマンの株価が下がり続け、その将来に対する不安が立ちこめるようになっても、ファルド氏はリーマンを帳簿価額よりも安く評価するような資本注入(たとえば韓国産業銀行から)はいっさい受け入れられないと拒否した。

そのような出資を受け入れてしまえば、リーマンの価値は実際にはわずかなものに過ぎないと認めてしまうことになる。そんなことになれば、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーやメリル・リンチに匹敵する存在になるまでリーマンを大きくしてきた、自分のこれまでの努力が全て水泡に帰してしまう。そんな展開は、ファルド氏にとって決して受け入れられるものではなかったのだ。

しかしファルド氏の失敗は、自分が好まない取引を拒否したことに留まらない。ここ1年、ウォール街に吹き荒れた信用収縮危機にどう対応すべきか、ファルド氏は目に見えて混乱し、曖昧な態度を取っていた。社内にも社外にも、明確なメッセージを発信できなかったことが、さらにリーマンを痛め付けた。

社内的には、今のこの金融危機が世界を大きく変えてしまった、その影響がいかに深刻かをはっきり認識するのが遅れた。昨年10月には、不動産開発業者ティシュマン・スパイヤーと共同で不動産会社アーチストン・スミスの買収をそのまま進めて、220億ドルを払っている。その2カ月前の8月時点でウォール街はすでに信用収縮の打撃を受けていたのに、リーマンはこの買収を敢行したのだ。

市場が危険な状態にある中、アーチストン・スミスのようなこうした取引のせいで、リーマンの不動産リスクは高まっていった。そしてリーマン社員によるとこの間、前社長で最高執行責任者(COO)のジョー・グレゴリーは前年の債券取引のリスク・プロファイルを引き下げようとしなかった。潜在的利益を手放したくなかったのだ。

今年6月、リーマンは3~5月期決算で28億ドルの赤字を計上し、60億ドルの緊急増資を実施したが、その頃にはもう事態は制御不能になっていた。ファルド氏はグレゴリー氏とエリック・キャラン最高財務責任者を解任したが、それでも秩序を回復させられなかった。「リーマンはあらゆる段階でことごとく遅れをとり、後手後手に回っていた」と、ある銀行関係者は言う。

この今年6月時点でファルド氏はついに社員に対して、会社はかなりひどい混乱状態にあると認めている。「5四半期にわたってまずい判断が続いた」と述べ、もっと積極的に立て直しを計るべきだったと語っている。この時点でリーマンに残されていた頼みの綱は、ファルド氏には好ましくない形で大量の資金を集めることしかなかった。

こうした状態で対外的には、リーマンが自分たちの救済策として何をするつもりなのか、不透明感が広がった。

韓国産業銀行(KDB)と交渉している情報が外にもれ、あるいはリーマンは資産運用部門ニューバーガー・バーマンを一部か全部、売却するのではないかという可能性も取りざたされた。

リーマンの破綻は金融市場にとって、そしてウォール街全体にとって、不安材料だ。またファルド氏によって揺るぎない愛社精神と仲間意識を叩き込まれた社員2万4000人にとっても、これは悲劇だ。社員の多くは、資産の大半をリーマン株で持っている。しかしそのリーマン株はもはやほとんど価値を失ってしまった。

ファルド氏にとっても、古典的なギリシャ悲劇的な意味で、これは悲劇だ。あまりにも自分の全てを、自分の人生と自分自身そのものを、この銀行に注ぎ込んできたせいで、その衰退を受け入れられなかったのだ。もっと早くに売りに出ていたら、リーマンは生き残ったかもしれない。けれどもファルド氏はプライドが高すぎた。思い上がりのあとに、破滅がやってきたのだ。
 

ニュース海外

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September 27,2008

● 衝撃のリーマン社員、「次に進んで」と言われ――フィナンシャル・タイムズ

本当に大変なことが起こりましたね。
大変なことだけど、いつこうなっても可笑しくないという事でもありましたよね。
だって実態のない取引なんだもん。


2008年9月17日(水)07:00
(フィナンシャル・タイムズ 2008年9月15日初出 翻訳gooニュース) FT取材チーム

ショック状態で月曜に集まったリーマン・ブラザーズの社員を待ち受けた会社からの言葉は、シンプルで、単刀直入だった。

「終わった」 ちょうど1週間前、リーマン・ブラザーズの欧州事業の責任者に任命されたばかりのクリスチャン・マイスナー氏は15日朝、集まったスタッフにこう伝えた。新しい仕事を探して、「切り替えて、次に進んでほしい」とマイスナー氏は伝えた。

世界各地のリーマンのオフィスで、社員は従うしかなかった。創業158年の会社が破綻するという、めまいのする現実を何とか受け入れながら、リーマン社員たちはオフィスを去るしかなかった。慌ただしく私物をかき集めつつ、自分のこれまでの蓄財が目減りしていく中で。

リーマン・ブラザーズでマントラのように繰り返されてきた社内慣習は、社員報酬を自社株で支払うというものだった。リーマン株の約3割は社員が保有していたし、ボーナスも株式で支給されることが多かった。今となってはそのほとんどが、紙くず同然となってしまった。

さらに一部の社員は、月末の給料支払いはないものと思うよう言われた。それどころか、会社名義クレジットカードの支払いについて、会社が請求するかもしれないとまで言われていた。

リーマン・ブラザーズのロンドン支店は、同社の国際展開の旗頭だった。そしてその社員たちは明らかに、リーマンへの債権を出来る限り回収しようと、出来る限り元を取ろうとしていた。

「社員食堂のプリペイド食券に100ポンド(約2万円)以上も残している人たちは、日持ちのするものを大量に買い込んでいた。板チョコレート何百枚とか、コーヒー豆の何百袋とか」と、ある社員は言う。

ニューヨークの夜が明けると共に、タイムズ・スクエアにあるリーマン本社の前にはマスコミだけでなく、観光客も集まった。皆が皆、破綻した銀行から社員が出てくるのを見物していた。

もう仕事をするなと上司に言われるまで、今まで通りを貫くつもりだという果敢な社員もいた。仲買部門で働くエジプト出身のアハブ・エスカロス氏は「誰かにもう止めろと言われるまでは、ここに残って仕事を続ける」と言う。

しかしもっと積極的に次の仕事を探す社員もたくさんいた。(外国金融機関の集まる)ロンドンのキャナリー・ウォーフでは、リーマン社員の履歴書を受け付けるリクルーターがあちこちのカフェに陣取っていた。

一部のリーマン社員によると、社内からのメール送信が禁止された。また会社支給のブラックベリーや携帯電話も、もう使えなくなっているという。

「電話ボックスから電話をかけてくる連中もいる。昔だったらただ名刺ファイルと住所録をもって、さっさと出て行けば済んだのに。今では、生活の全てが会社につながっている有様だ」と、元社員は言う。

一部のベテラン社員は近々、独自にコンサルタント会社を設立する見通しだ。

一方で、ロンドンの金融街シティに支店を構えるメリル・リンチの外では、メリル社員たちが安堵の声をもらしていた。バンク・オブ・アメリカに買収してもらって、心底ホッとしていた。

「リーマン・ブラザーズほどひどいことにならなくて、本当にありがたい。本当に、ありがたいことだ」と、メリル社員。別の社員は「次のまな板の上の鯉は、うちだったんでしょう?」と。

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September 03,2007

● メコン川と各国密接関係

参考:http://news.livedoor.com/article/detail/3290771/
東南アジア大丈夫か!?

ラオスで中国企業進出かぁ・・・・
数年前とはビエンチャンの様子も様変わりしてるのかなぁ。。。。
寂しいなあ。
また行きたい行きたいとは思いつつも、やはり簡単に時間はとれず
いけてない。
2年以内にまた行きたい!!!!

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↑   by 芭蕉 at 00:17 | comments(0) | trackbacks()

September 03,2007

● 男性下着会社が顧客の関心を得るために作った画期的な広告

参考Gigazine:
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070828_underwear_ad/

そしてGigazineが引用していた元サイト(英語):
http://www.nuacco.com/2007/08/27/men-dont-want-to-look-at-naked-men/

男性下着の広告としてはすごく良いと思うんだけど?
まずインパクトあるっていうのが広告の第一要素だよね。
下着の臭いを嗅いでる構図もまた目を引く(笑)
なんで臭い?ってとこで。
まぁ、色んなものを連想させられるよね。

女性差別という事で今年は広告できないみたいだけど、
差別っていうのも難しいところだよね。

少なくともこの会社は、世界的に話題となった点で
広告と作った意味はあったと!

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↑   by 芭蕉 at 00:04 | comments(0) | trackbacks()

June 17,2007

● 北京の路上で売られてるもの

http://blog.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/129484
中国に限らず、世界各国色々なものが売られてますね。
しかしまた、この角もいかにも剥ぎ取ってきました!!と言わんばかりの形で
鎮座ましてますね・・・
私は割りと他の場所や異国に行っても、すぐ慣れてしまうのでぼーっとしてると
特に差異に気づかず過ごしてしまう。
だからなるべく旅行中は目を光らせては見るものの、疲れるので最後は
現地に同化します(笑)

比較文化論とか読んでみると、
何が良くて何が悪いのか、わからなくなってきます。

単なるお金儲けの為では話が違ってきますが、今回の場合はこれを売ることが
彼らの生活・生きる糧になるんですよね。。。。
難しいね。

今年の夏はまた中国行こうかな。

ニュース海外

↑   by 芭蕉 at 23:58 | comments(0) | trackbacks()

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気づけば週末も守谷近郊に出向くことが多くなってる今日この頃。

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